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和名:ニシキベラ
学名:Thalassoma cupido
ベラ科
撮影年月日:2016/5/28
撮影場所:カロウ根
水深:-17m
水温:19℃
状況:カロウ根の天辺。
ひと言:
ニシキベラは普通種のベラで、と書こうとして普通種とはで悩んでしまいました。
@いつでも見られる(例:ウツボ)A季節毎にいなくなるがいる時はいっぱいいる(例:クロホシイシモチ)B数の変動はあるが年中いる(例:スズメダイ)はみな普通種でいいと思うのだけれど繁殖はしているけれどたまにしか見られない(例:サクラダイ)種類はどうなんでしょう、迷いますね。地域によっても普通種は違ってくるのでいろいろ考えているうちに普通種に括る意味はそれほどないと落としどころを見つけたのですが。
でニシキベラに戻ってこのベラは暖かくなると成魚が出てくるのできっと越冬して繁殖しているのでしょうが坂田全般に見られる訳ではなく、掲げたサクラダイ寄りよりの扱いだとするとこれは普通種??とまた悩んでしまうのです。
見るなら漁礁とかカロウ根とかとんがった感じがいいみたいで、モノの本によると幼魚も雄雌もそれほど違いがナイベラのようです。調べていくとニシキベラとオトメベラの雑種とかいて坂田にもいないかなと楽しみが広がります。